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庭木の雪吊りを頼みたい人へ|業者・シルバー人材センターの料金相場とやり方

最終更新: 2026-09-29

雪の多い地域で庭に木がある家では、初雪の前になると「今年も雪吊りをしなくては」という時期がやってきます。木の剪定とも屋根の雪下ろしとも違う、この時期特有の庭仕事について、業者に頼む場合の相場から自分でできる範囲まで整理します。

雪吊りとは?なぜ必要なのか

雪吊りとは、雪の重みで枝が折れたり幹が裂けたりしないよう、あらかじめ縄や竹で枝を支えておく作業のことです。特に松や庭木として植えられることの多い常緑樹は、葉に雪が積もりやすく、太い枝でも重みに耐えきれず折れてしまうことがあります。一度折れた枝は元には戻らず、庭木の見た目や樹形が大きく損なわれてしまうため、雪の多い地域では庭木を守る毎年の恒例行事として定着しています。放置して枝が折れると、隣家や道路に枝が落下する事故につながることもあるため、単なる見た目の問題では済まない点にも注意が必要です。

代表的なやり方「りんご吊り」

雪吊りにはいくつかの方法がありますが、庭木でよく使われるのが「りんご吊り」と呼ばれる方法です。木の幹のそばに、木の高さの1.5倍程度を目安にした柱(丸太や竹)を垂直に立て、その先端から放射状に縄を張って各枝を吊ります。縄の本数は吊る枝の数に応じて8〜20本程度になることが多く、もやい結びやうのくび結びといった、締めても緩みにくい結び方が使われます。柱を真っすぐ立てて固定する工程が仕上がりを左右するため、初めて挑戦する場合は動画などで手順を確認してから取りかかるのがおすすめです。

自分でやる場合の注意点

  • 太い柱を一人で垂直に支えながら固定するのは難しく、倒れて下敷きになる危険もあるため、最低でも2人での作業が基本
  • 脚立に乗っての作業になるため、地面が凍結・積雪している日は避ける
  • 強風の日は柱や縄が煽られて危険なため延期する
  • 木の種類によって適した吊り方が異なるため、庭木の本数が多い場合は一部だけ業者や経験者に相談するのも一つの方法

業者に頼む場合の料金相場

庭木の雪吊り・冬囲いを専門業者に依頼した場合、木の高さによって低木(3m未満)で4,000〜9,000円、中木(3〜5m)で6,000〜11,000円、高木(5m以上)で8,000〜13,000円程度が目安とされています。地域や庭師によって差があり、3,000円台から請け負う例もあれば、雪吊り以外の冬囲い(雪囲い用の板や苫(とま)の設置など)を含めると1軒あたりの総額はさらに上がることもあります。庭木の本数が多い場合は、まとめて依頼したほうが1本あたりの単価が下がりやすいので、複数本まとめて見積もりを取ってみましょう。

シルバー人材センターという選択肢も

地域によっては、シルバー人材センターが「庭木雪囲い」の作業を請け負っており、料金は1,250円〜(材料費別)といった時間単価制になっているところもあります。造園業者に頼むより費用を抑えられる可能性がある一方、繁忙期は予約が集中しやすいため、初雪の便りが聞こえ始める前、できれば11月上旬頃までに問い合わせておくと安心です。

個人に「支える人」としてお願いするという選択肢

縄の結び方や吊り方の知恵は必要になりますが、柱を支える・脚立の上での作業を分担するといった力仕事の部分は、庭仕事に慣れた地域の人に手伝ってもらうことも可能です。柱や縄など材料はこちらで用意し、「支える人」「地上で縄を送る人」を1〜2名お願いする形であれば、業者に全部を任せるより費用を抑えられる場合もあります。依頼する際は、庭木の本数・高さ・作業したい時期(初雪前までに終わらせたいなど)を具体的に伝えておくとスムーズです。

安全・安心に頼むために

脚立での高所作業や重い柱を扱う工程があるため、無理な体勢での作業は避けることを依頼者・作業者の双方で事前に確認しておきましょう。キズナビでは報酬を先に仮払い(エスクロー)する仕組みのため、作業内容と安全面をすり合わせたうえで、個人間のやり取りでも安心して依頼できます。

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