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地域のお祭り・盆踊りの設営や後片付けを手伝ってほしい人へ|担い手不足の実態と個人にお願いする方法

最終更新: 2026-09-12

9〜10月は各地で秋祭りや町内会主催の盆踊り・納涼祭が集中する時期です。テントを組む、机や椅子を並べる、提灯を吊るす、終わったら片付ける──こうした会場の設営・撤去は毎年決まった世話役だけで回してきた自治会が多いですが、その世話役自身が高齢化し、共働き世帯が増えたことで「人手が足りない」という声が各地で聞かれるようになっています。

なぜ祭りの担い手が減っているのか

少子高齢化に伴う参加者・担い手の減少に加え、町内会・自治会そのものへの加入率の低下も重なり、設営から片付け、飲食の準備まで一部の世話役に負担が集中しがちな状況が各地で指摘されています。商店会が主催してきた祭りでは、加盟店の減少による人手不足で開催そのものを見送った例も報告されており、これまで「地域の当たり前」だった祭りの運営体制が、内輪の人手だけでは維持しにくくなりつつあります。こうした状況を受けて、農村部の祭りなどでは地域の外の力を借りる動きも出てきています。

個人にお願いできる作業の例

  • テント・パイプ椅子・長机の搬入と組み立て、終了後の撤去・積み込み
  • やぐらの組み立て・提灯やのぼり旗の設置と取り外し
  • 前日準備(会場のライン引き、看板設置)と、当日〜翌日のゴミの分別回収
  • 荷物の搬入出(発電機、音響機材、屋台の資材など)の手伝い

やぐらは「木製かアルミ製か」で必要な人手が変わる

盆踊りの象徴ともいえるやぐらは、昔ながらの木製・単管パイプ製だと部材が重く、組み立てに多くの人手と時間がかかります。近年は工具を使わずに女性や高齢者でも設営できる軽量なアルミ製のやぐらを導入する自治会も増えていますが、切り替えには費用がかかるため、地域によっては今も重い木製やぐらを使い続けているところが少なくありません。「今年は組み立てを手伝ってくれる人が去年より減った」という自治会ほど、力仕事の助っ人を必要としている可能性があります。募集する側は、自分たちの祭りのやぐらが木製かアルミ製か、組み立てにどれくらいの人数がかかっているかを一度確認しておくと、必要な人数を伝えやすくなります。

報酬の目安

イベント会場の設営・撤去を専門に扱う単発バイトの求人サイトでは、日給5,000〜16,000円程度の案件が中心で、拘束時間や現場の規模によって幅があります。ただしこれは会社が主催する大規模イベント向けの相場で、町内会や自治会が主催する祭りの手伝いは、こうした日給制の求人とは別の枠組みで考えるのが実情に合っています。地域の個人依頼では、設営だけの数時間なのか、当日の運営や片付けまで含むのかによって必要な作業量が大きく変わるため、時給や日給を決め打ちせず、作業内容と時間を先に相談してから金額を決めるのが現実的です。

依頼するときに書いておきたいこと

  • 集合時間と作業時間の目安(設営は早朝、片付けは夜遅くになりやすい点も伝える)
  • 必要な人数と作業内容(重い部材を運ぶか、脚立などでの高所作業があるか)
  • 動きやすい服装・履き慣れた靴でよいか、雨天の場合は中止か延期か
  • 会場までの交通手段や駐車場の有無

引き受ける人が気をつけたいこと

祭りの設営は屋外の力仕事が中心で、やぐらの高い部分の飾り付けなど不安定な場所での作業を頼まれることもあります。無理な高さでの作業は事故につながるため、脚立の安定や周りの人との声かけを徹底し、少しでも不安を感じたら地上でできる作業に代えてもらうよう相談しましょう。真夏日が残る時期の日中作業では、こまめな水分補給も忘れずに。

安心して頼む・引き受けるために

「地域のお祭りにお金を払って人を頼むのは気が引ける」と感じる主催者もいますが、担い手が集まらず祭り自体が続けられなくなるよりは、必要な作業だけを地域の人にお願いして続けていくほうが、参加者にとっても地域にとっても前向きな選択といえます。キズナビは報酬を先に仮払い(エスクロー)する仕組みなので、当日来てもらえるか、作業後に支払われるかといった不安なく依頼・応募ができます。まずは設営や片付けの数時間だけでも、地域の人に手伝いをお願いしてみてはいかがでしょうか。

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