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通院の付き添いを頼みたい人へ|介護保険の通院介助との違いと個人にお願いできる範囲

最終更新: 2026-08-28

「高齢の親を一人で病院に行かせるのは不安だけれど、毎回付き添うほど時間の融通がきかない」「手術後で歩行に不安があり、次の通院に付き添ってくれる人を探している」。通院の付き添いは家族だけでは対応しきれない場面が多い一方、介護保険のサービスと自費のサービス、地域の人への個人依頼で何が違うのか分かりにくい分野でもあります。まずは頼み先ごとの違いを整理しておきましょう。

介護保険で使える「通院介助」とは

要介護認定を受けている人であれば、訪問介護の「身体介護」または「通院等乗降介助」というサービス区分を使って通院を支援してもらえます。車の乗り降りの介助が中心の「通院等乗降介助」は、自己負担が1割の人であれば1回あたり100円程度、着替えや移動の介助まで含む「身体介護」として利用すると自己負担は所得に応じて1〜3割です。ただしどちらもケアマネジャーが作るケアプランに組み込む必要があり、思い立ってすぐに使えるものではありません。

介護保険の通院介助でカバーされない部分

  • タクシー代や車椅子のレンタル料など、移動そのものにかかる実費は全額自己負担
  • 「通院等乗降介助」は車の乗り降りが中心で、院内での待ち時間の付き添いや診察室への同行は原則対象外
  • 要介護認定を受けていない人(要支援や自立と判定された人、認定を受けていない人)はそもそも利用できない

「介護保険を使えば全部お任せできる」わけではなく、待ち時間の様子を見ていてほしい、診察の内容を一緒に聞いてメモしてほしいといったニーズは、制度の枠組みの外にあることが多いのが実情です。

自費(保険外)の付き添いサービスの相場

介護保険の対象外の部分を補うのが、病院付き添いを専門に行う自費サービスです。料金は1時間あたり2,000〜5,000円程度、1回の利用で5,000〜15,000円程度が目安とされています。介護保険のような細かい要件がない分、待ち時間の院内同行や診察室への同席、タクシーへの同乗まで柔軟に頼めるのが特徴ですが、専門の事業者に依頼する以上、まとまった金額になりやすい料金体系です。

キズナビで個人にお願いできる範囲

キズナビの通院の付き添いは、資格を持つ訪問介護員としてではなく、家族や友人のようなかたちで力を貸してもらう個人間の依頼です。体に直接触れる移乗介助や、医療行為にあたる対応はお願いできません。あくまで「一緒に行動して、身の回りの用事を手伝ってもらう」範囲と考えておくと、頼む側・引き受ける側の双方が安心です。

  • 待ち合わせて病院まで一緒に移動する(徒歩での付き添い、タクシーへの同乗など)
  • 受付・会計の手続きの手伝い、診察券やお薬手帳・荷物を持つ
  • 待合室で一緒に待つ、診察室の外で待機して呼ばれたら知らせる
  • 本人が希望する場合、医師の説明を一緒に聞いてメモを取る

歩行や車椅子への移乗そのものに介助が必要なレベルであれば、無理に個人へ依頼せず、訪問介護など資格を持つ専門のサービスを検討したほうが安全です。

依頼するときに書いておきたいこと

  • 通院先の病院名・診療科と、当日の待ち合わせ場所・時間
  • 移動手段(タクシー・自家用車・公共交通機関のいずれか)と、その費用の負担方法
  • 歩行や立ち座りで配慮してほしいことがあるか、付き添いにお願いしたい範囲
  • 診察内容を一緒に聞いてほしいか、待合室で待っているだけでよいか

安心して頼むために

体調に不安のある本人にとっても、離れて暮らす家族にとっても、初めて頼む相手だからこそ不安は大きいものです。キズナビは報酬を先に仮払い(エスクロー)する仕組みなので、「当日来てもらえるか」「付き添ってもらったあとにお金でもめる」といった心配なく依頼できます。継続してお願いしたい場合は、同じ人に定期的に頼むことで、顔なじみになり体調の変化にも気づいてもらいやすくなります。

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