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空き家の管理を頼みたい人へ|草刈り・庭木剪定・見回りの相場と依頼方法

最終更新: 2026-08-27

相続などで持つことになった空き家は、放っておくと草木が伸び、近隣トラブルや老朽化の原因になります。遠方に住んでいると自分での管理は難しいもの。地域の人に頼む方法を知っておきましょう。

空き家は全国で過去最多を更新中

総務省の令和5年住宅・土地統計調査によると、2023年10月時点の全国の空き家数は900万戸に達し、前回調査(2018年)の849万戸から51万戸増加、空き家率も13.8%と過去最高を更新しました。相続をきっかけに「実家が空き家になったが、遠方で管理できない」という悩みを抱える人が増えているのは、決して珍しいことではありません。だからこそ、こまめな手入れを地域の人に任せられる仕組みの価値が高まっています。

頼めることと相場の目安

  • 草刈り・草むしり(敷地の広さで変動)
  • 庭木の剪定(一般的な相場は8,000〜45,000円程度・木の本数や高さで変動)
  • 郵便物の確認・室内換気・外観の見回り

放置すると固定資産税が上がることも

2023年12月に施行された改正空家対策特別措置法で「管理不全空き家」という区分が新設されました。草木が伸び放題だったり外壁が傷んでいたりすると、まず市区町村から「助言・指導」が入り、それでも改善が見られない場合に「勧告」に進みます。勧告を受けた住戸は、固定資産税の住宅用地特例(更地と比べて税額が最大6分の1になる優遇)の対象から外れますが、翌年1月1日の賦課期日までに草刈りや剪定などで状態を改善すれば、特例が外れるのを回避できる仕組みになっています。「特定空家」に指定されるほど老朽化していなくても対象になりうる点が、以前の制度との大きな違いです。年に数回、草刈りや見回りをしてもらうだけでもこうした勧告・指定を避けやすくなるため、放置期間が長くなりそうな空き家ほど定期的な手入れの価値が上がっています。

業者と個人依頼の違い

空き家管理代行サービスは月額の定額制が多く手軽ですが、見回りだけの月でも定額がかかるため割高になりがちです。地域の人に直接頼めば、「今回は草刈りだけ」「今月は見回りのみ」のように必要な作業だけを相談して依頼でき、継続的な関係も築けます。

定期的に頼むコツ

「春と秋に草刈り」「夏前に剪定」など時期を決めて募集すると、対応できる人が見つかりやすくなります。遠方でも、報酬は仮払い方式なので、行かなくても安心して任せられます。見回りのたびに写真で様子を報告してもらうようお願いしておくと、次に何を頼むべきかも判断しやすくなります。

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