キズナビ

自宅のWi-Fi・ルーター設定を手伝ってほしい人へ|業者の料金相場と個人にお願いできる範囲、開通立ち会いの注意点

最終更新: 2026-10-29

「実家のインターネット回線を変えたら、Wi-Fiにつながらなくなった」「新しいルーターが届いたけど配線の仕方が分からない」という相談は年齢を問わず多く寄せられます。契約や工事そのものは本人や契約者本人が対応する必要がありますが、配線や設定の作業だけなら地域の人に手伝ってもらえる場面も少なくありません。

個人にお願いできる作業の範囲

  • モデム・ルーター・ONU(光回線の終端装置)をケーブルでつなぐ配線作業
  • ルーターの初期設定画面を開いてSSID(Wi-Fi名)・パスワードを入力する作業
  • スマホ・パソコン・テレビ・プリンターなど、各機器をWi-Fiにつなぎ直す作業
  • 電波が届きにくい部屋への中継機(メッシュWi-Fi)の設置
  • 配線の束ね直しや、ルーターを置く場所の移動といった周辺の力仕事

これらはいずれも、回線事業者との契約内容を変更するものではなく、すでに届いている機器をつなぐ・設定する作業です。資格は不要ですが、プロバイダのID・パスワードや契約者情報を扱うことになるため、どこまで任せるかは事前にしっかり伝え合っておくと安心です。契約の変更や新規申込みそのものを代わりに行うことは、個人へのお願いの範囲を超えるため対象外と考えておきましょう。

業者の設定代行に頼むと料金はいくら?

家電量販店や設定代行の専門業者に頼む場合、ネット設定の代行は8,000〜9,980円程度で案内されている例が目立ちます。ただしこれは店舗ごとの掲載価格で、ルーターなどの機器代や出張費が含まれているかはまちまちです。「交通費はお店負担」としている店舗もあれば、別途加算される店舗もあるため、依頼前に作業内容・機器代・出張費・追加料金の有無を確認しておくと安心です。

開通工事の「立ち会い」は代わりに対応できる?

光回線をはじめて引き込む住宅では、屋外から屋内へケーブルを通す「派遣工事」が必要になり、作業員が来る工事日に誰かが立ち会う必要があります。一方、すでに光コンセントがある部屋や、建物内の配線がすでに整っている場合は「無派遣工事」で遠隔から開通でき、立ち会い自体が不要なこともあります。契約者本人が仕事などでどうしても立ち会えず、家族や知人に代理を頼みたいときは、代理が認められるか、委任状が必要かどうかが回線事業者や工事業者によって異なるため、申込み先の窓口に事前に確認しておくのが確実です。

契約・勧誘のトラブルに注意

設定を手伝ってもらう場面では、ついでに別の契約を勧められてトラブルになる例もあります。消費生活センターには、据置型Wi-Fiルーターの契約について、70歳以上の人からの相談が多く寄せられており、「契約後の料金明細が説明と違っていた」「契約から8日を過ぎていたので返品・返金に応じてもらえなかった」といった声があります。設定を手伝ってもらう相手には機器の配線・設定だけを頼み、新しい契約を勧められても、その場で決めずに一度持ち帰って検討する、不安なときは消費生活センターに相談する、という心構えを忘れないようにしましょう。

依頼するときに伝えておきたいこと

  • 困っている状況(つながらない/新しいルーターの設定/中継機を増やしたい、など)
  • 回線事業者名とルーターの機種(分かる範囲でよいので型番や写真を共有)
  • ID・パスワードなど契約情報をどこまで共有できるか、契約の変更や新規申込みは含まないことの明記
  • 作業してほしい部屋の数、Wi-Fiにつなぎたい機器の種類と台数

安全に頼むために

ネットワークの設定はパスワードなど個人情報に関わる作業のため、信頼できる相手に頼みたいところです。キズナビは報酬を先に仮払い(エスクロー)する仕組みのため、「来てもらえるか分からないまま前払いする」といった不安なく依頼でき、作業内容を確認したうえで報酬が支払われます。

ほかのガイド