キズナビ

高齢の親の買い物・付き添いを頼みたい家族へ|見守りにもなる地域サポート

最終更新: 2026-10-06

「遠くに住む親の買い物や通院が心配」。そんなご家族に向けて、地域の人にお願いできる買い物代行・付き添いサービスの頼み方を紹介します。

頼めること

  • スーパー・薬局などへの買い物代行(買い物リストを預けての代理購入、車での同行)
  • 通院や役所手続きの付き添い(待ち時間の同席、会計・受付のサポート)
  • 定期的な声かけ・様子の見守り

業者に頼むといくらかかる?

家事代行サービスの相場は1時間あたり3,000〜4,500円程度が中心で、これに交通費700〜1,000円や、早朝・深夜・休日の割増料金が加算されることがあります。実際の利用額を見ると、約6割の利用者が月1万円以下、9割以上が月2万円以下に収まっているというデータもあり、「毎週1回・1時間だけ」のようなスポット利用であれば想像より負担は大きくなりにくいのが実情です。買い物代行だけを単発で頼む場合は無料〜2,200円程度が相場ですが、これは店舗や配達の仕組みによる価格で、個人への「ついでに頼みたい」という細かな依頼には向かない場合もあります。通院や役所手続きへの付き添いも時間制が多く、移動や待ち時間を含めるとまとまった金額になりがちです。

自治体の買い物代行支援事業も確認を

民間サービスのほかに、市区町村が高齢者向けに買い物代行・移動支援の事業を行っている場合があります。たとえば群馬県高崎市では、買い物代行1回につき利用料100円という低額の事業が用意されています(対象者や利用条件は自治体ごとに異なります)。まずは親の住む市区町村の福祉窓口や地域包括支援センターに、こうした支援事業がないか確認してみる価値があります。対象外だったり、使える回数に制限があったりする場合に、地域の人への個別依頼を組み合わせる、という使い方が現実的です。

見守りサービスとの違い・組み合わせ方

民間の高齢者見守りサービスにはいくつかタイプがあります。コンセントに挿すだけのセンサー型は月500〜3,000円程度と手頃な機種が増えており、緊急ボタンを押すと警備員が駆けつける通報型は月5,000円前後からで、契約時に初期費用が2万円を超えるプランもあります。GPSやウェアラブル型は月1,000〜1,800円程度が目安です。いずれも月額制で、機械やサービス網を介して「生きているかどうか」「異常が起きていないか」を検知する仕組みです。一方、買い物代行や付き添いを人にお願いする方法は、顔色や部屋の様子、会話の受け答えまで実際に目で見て確認できるのが強みで、機械による見守りでは拾いきれない変化に気づけます。月額の見守りサービスで日常の安否確認をしつつ、週1回程度は地域の人による対面の買い物・付き添いを組み合わせる「ハイブリッド」の使い方が、費用と安心のバランスを取りやすい方法として広がっています。

依頼するときに伝えておきたいこと

  • 買い物なら、欲しい商品名・銘柄・数量をできるだけ具体的にリスト化しておく(似た商品が並ぶ売り場で迷わせない)
  • 予算の上限と、レシートを写真で共有してもらうかどうか
  • 通院なら、病院名・診察科・予約時間と、車が必要か公共交通機関でよいか
  • 気になる変化があったとき(体調、部屋の様子など)に連絡してほしい相手と方法

安心して頼むために

お金の受け渡しが心配な付き添い・買い物こそ、仮払い方式が安心です。キズナビは報酬を先にお預かりし、作業後に確認してからお支払いする仕組み。買い物の立て替え分もメッセージで事前にすり合わせておけば、直接現金の授受を求められる心配がありません。同じ人に定期的にお願いできれば、親も家族も顔なじみとして安心して任せやすくなります。

ほかのガイド