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家具の転倒防止・突っ張り棒の取り付けを手伝ってほしい人へ|地震に備える固定作業と個人にお願いする方法

最終更新: 2026-09-09

「そろそろ家具を固定しなきゃ」と思いながら、脚立に上っての作業や、家具を動かして壁の中の下地を探す手間が面倒でそのままになっていませんか。地震への備えとして分かってはいても後回しにしがちな家具の転倒防止対策を、地域の人に手伝ってもらう方法を紹介します。

家具の固定、実はまだ多くの家庭で終わっていない

内閣府が行った防災に関する世論調査では、自宅の家具・家電をほぼすべて固定していると答えた人は8.4%にとどまり、重いものや背の高いものだけ固定していると答えた人(30.6%)を合わせても4割に届きません。固定していない理由としては「そのうちやろうと思って後回しにしている」が36.0%と最も多く、「面倒だから」が20.3%、「自分ではうまくできないと思う」も14.9%を占めています。必要性は分かっていても、実際に手を動かす一歩を踏み出せていない人が多いことがうかがえます。

地震のケガの多くは家具の転倒・落下が原因

家事代行サービスの比較サイトの調査では、地震でケガをした人のうち約3〜5割は家具の転倒・落下・移動が原因だったとされています。棚から物が落ちてくる、タンスや冷蔵庫が倒れてくるといった被害は、事前の固定でかなり防げるものです。「いつかやろう」と後回しにしている家具ほど、実際に大きな揺れが来たときのリスクがそのまま残っていることになります。

一人で作業しにくい理由

  • タンスや食器棚など背の高い家具の天板に手が届かず、脚立の上での作業になる
  • 突っ張り棒やL字金具は壁の中の柱(下地)がある位置に固定する必要があり、家具をずらしながら下地の位置を探す手間がかかる
  • 冷蔵庫や本棚など重い家具は、固定作業のために一時的にずらすだけでも一人では動かしにくい

特に一人暮らしや高齢者だけの世帯では、「動かす」「支える」「高い所に手を伸ばす」が重なる作業を一人でこなすのは簡単ではありません。二人いれば安全に進められる作業が多く、地域の人に手伝ってもらう価値が大きい分野です。

個人にお願いできることの例

  • タンス・食器棚・本棚などへの突っ張り棒やL字金具の取り付け(下地探しを含む)
  • 固定作業のための家具の一時的な移動、終わったあとの位置の微調整
  • 冷蔵庫や洗濯機の転倒防止ベルトの取り付け、キャスター付き家具へのストッパー設置
  • 食器棚のガラス扉への飛散防止フィルム貼り

壁にねじでL字金具を固定する作業自体に電気工事やガス工事のような資格は必要ありませんが、賃貸住宅では壁に穴を開けてよいかどうかの確認が欠かせません。

賃貸住宅では管理会社・大家さんへの確認を

分譲・戸建てと違い、賃貸住宅で壁にビスを打ってL字金具などを固定する場合は、退去時の原状回復の観点から管理会社や大家さんの承諾が必要になるのが一般的です。公営住宅では承諾書の提出が不要なケースもありますが、民間の賃貸では無断で壁に穴を開けるとトラブルの元になります。壁を傷つけにくい突っ張り棒を軸にして、必要な範囲だけL字金具を検討するという進め方もできるので、依頼する前に住まいの契約でどこまで許可されているか確認しておきましょう。

自治体の無料取り付け制度もチェックを

高齢者のみの世帯や障がいのある方がいる世帯を対象に、家具転倒防止器具の取り付けを無料で行う制度を用意している自治体があります。器具そのものの代金は自己負担というケースが多いものの、取り付け作業の費用はかからない場合がほとんどです。ただし対象は世帯の年齢や状況で限定されていることが多く、「対象外だけど自分では取り付けが難しい」という人も少なくありません。そうした場合に、地域の人に取り付けを手伝ってもらう選択肢が役立ちます。お住まいの自治体に制度があるか、まずは調べてみるとよいでしょう。

依頼するときに書いておきたいこと

  • 固定したい家具の種類・数・設置場所(部屋、壁際か中央かなど)
  • 突っ張り棒・L字金具など器具を用意しているか、購入から相談したいか
  • 壁にビスを打ってよいか(賃貸の場合は管理会社の承諾状況)、下地の位置が分かっていれば併せて伝える
  • 脚立の要否、作業に充てられる時間の目安

安心して頼むために

家の中に入って壁や家具に手を加える作業だからこそ、信頼できる相手に頼みたいところです。キズナビは報酬を先に仮払い(エスクロー)する仕組みなので、「頼んだのに来てもらえない」「作業後にお金でもめる」といった心配なく、近所の人に安心してお願いできます。地震はいつ来るか分からないからこそ、後回しにしがちな固定作業を今のうちに済ませておきましょう。

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